スポーツ障害の原因と改善方法

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スポーツ障害に悩む方

スポーツは健康維持には欠かせません。

ストレス発散、運動機能の向上、精神面に与える影響、

新血管性疾患の予防、ボケ防止、長生き、

など挙げればきりがありません。

しかし、なんでも過ぎたるが及ばざるが如し、

日本人はとかくやりすぎる、真面目すぎると言われています。

最初は楽しく取り組んでいたのにいつか目標を定め、

目標のために、練習の虫になっていき、結局、怪我をして、

かえって健康を損なうなんてこともあります。

 

怪我と代償動作

「怪我につながる怪しさを持っている人が怪我をする」※1

とは、トップアスリートの指導に携わっている関西大学人間健康学教授の小田信午先生の言葉です。

 

怪しい我に気づき、正しい知識と正しいフォームで、

怪我なく楽しくスポーツに取り組んでいただけるよう

サポートすることが、私たち、治療家の願いです。

スポーツによる怪我の原因

怪我と代償動作

スポーツによる、怪我、スポーツ障害は

  • 間違ったフォーム
  • 間違ったトレーニング
  • オーバーユース

大きく分けるとこの3つかと思います。

これは不可抗力であっても、自身に問題の種はあると考えるべきです。

怪我やスポーツ障害の最大の敵は力みです。

  • 筋力を上げるとパフォーマンスが上がる

  • 体幹が強いとフォームがぶれない

  • 自分の欠点を一所懸命補おうと意識している

  • 勝ちたい、負けられないというプレッシャーに打ち勝つのは精神力だと思っている

 

これらは正しくもあり、間違ってもいます。

理由がどうあれ、

力めば、フォームは崩れ、怪我をしやすくなります。

その練習は正しい?

筋力が上がり、成績が伸びているときは、

今の練習が正しいと感じてしまいがちですが、

必ずしもそうではありません。

 

私たちの体は環境適応能力があるからです。

今ある環境の中で理想的なバランスを瞬時に作り出す、優れたシステムです。

この環境適応が代償動作を作り出します。

 

代償動作について

悪いフォームだとしても最初は違和感や、筋肉痛があったとしても数日もあれば、

体は慣れてしまいますからフォームが間違っているは気づきません。

しかし、本来なら使わない筋肉に負担がかかり、徐々に疲労がたまり、

関節の動きに微妙なねじれが加わり続ければ、限界が来た時に、怪我をするのです。

まして、精神的な力みは交感神経を刺激します。

交感神経の働きは全身性です。

腕は力んでるけど、足はリラックス、なんて都合の良いことはありません。

体に力が入り、血管が収縮し、呼吸も浅くなっています。

 

スポーツ障害を繰り返さないために必要なこととは

体の連動性

現代のスポーツ科学の主流は体の連動性に注目しています。

体全体が一つの動きを強調し合いながら、作り出し、

単独で働かせないようにすることで怪我も予防できるようになります。

身体がどういう構造をしているか、

どうするとスムーズに動くか、どうすると怪我をするのかを

今一度見直し、代償動作をできる限り減らすことです。

質の良い練習はフォームが崩れなくなる練習です。

それはいわゆる体幹を固めるような練習ではありません。

しなやかに推進力や反発を利用し、力に転換し、水平移動するように動けることです。

力が入るタイミングと抜けるタイミング、スイッチングの切り替えがスムーズで、

運動連鎖も正しく起こっていることです。

じっと体を止めて、耐えるエクササイズが今でもいくつもありますが、それが本当に役に立つのか?

大切なのは必要なタイミングで必要な力だけが入ること

それスポーツにおいてのにとってのハイパフォーマンスにつながります。

つまり力がうまく抜けることであり、怪我をしないということです。

トップアスリートは手の抜き方がうまいと言われています。

どんなスポーツでも最大筋力が発揮されるタイミングはほんの一瞬です。

サッカーなら、ボールを蹴る瞬間、相手を抜く瞬間、その一瞬を見抜き、瞬時に体が反応する。

野球のピッチャーなら、決め球を投げるとき、相手が1流のバッターなのか、2流なのか、

バッターならインパクトの瞬間です。

もっと細分化すると、体は常に、一瞬、一瞬で力を出しては抜き、出しては抜きを繰り返しています。

水泳で言えば、手が水をとらえ、水圧を逃さまいとつかむ時、
ランナーなら地面からの反発をもらったほんの瞬間、

無駄な力が入らず、基本的には常に心身のリラックス状態でいることでエネルギーロスを抑えていられるからこそ、力が出るのです。

以前、体操の内村選手を評したコラムで読んだのですが、彼の筋力は体操選手としては並か、それ以下なんだそうです。
ではなぜ?というと、それはやはり、必要なタイミングで必要な力が出るからなんだそうです。

しかもそのタイミングがおそらく、0コンマ00と狂わない正確さなんでしょう。
それを裏つけるのが、理想のフォームの再現性であり、その精度が極めて高いと言えるワケです。
力みなく、自然と体が最高のフォームを再現する。
それは並々ならぬ努力と反復練習の質、量なのはいうまでもありません。

越谷BASEができること

ランニング障害の予防と対策

これまで読んでいただいた通り、力が抜ける体を作ることが最も重要です。

無理のない正しいアライメントから理想のフォームを導くのです。

ですから、越谷baseでは筋力を上げるトレーニングは基本的に行いません。

入れるには抜けてなければはいりません。

それが、ハイパフォーマンスを発揮し、怪我の予防にもつながります。

まずは痛みや障害の原因、引き金となっている、緊張を取り除くこと。

施術が終わると、力みが取れ、スムーズな動きを確認できると思います。

体の疲労をできる限り取り除くことによって、運動の質、量、食事、運動していない時の生活指導などのそのほかの要素が最大限に効果が出ると期待できます。

常歩なみあしという身体動作

私が現在も勉強し続けている、常歩(なみあし)という身体動作があります。

現代の運動理論からすると理解しにくい内容もあるのですが、実践してみると非常に現実的で無理がなく合理的であると確信に至っています。

なみあしには「二軸感覚」「外旋」「股関節の外旋」「膝抜き」「踵荷重」「垂直感覚」「水平感覚」「同側感覚」「屈曲感覚」

など、たくさんの独自の感覚があります。これらは日本人より、むしろ欧米人がうまく実践しています。なみあしは日本独自の感覚ではなく、人間の身体特性を生かした動きであり、むしろ狩猟民族である、欧米人の方が体現しており、スポーツで活躍していることともリンクしてくることなのです。

100Mのウサインボルト、マラソンのアフリカのランナー、サッカーのリオネル・メッシ、ネイマール、競輪、オートレース、卓球、武道、古武術など、なみあしの原理で結果を出しているアスリート、武道家は挙げればたくさんいます。

私がなみあしで学び、実践して来たことをできる限りクライアント様に提案して、怪我なく長く楽しくスポーツができるようサポートしたいと思います。

私自身は陸上部の短距離出身(110Mハードル)で現在はトレイルランニングでウルトラマラソンに挑戦しています。

特にランナーのパフォーマンス、怪我の回復、予防についてはお任せ下さい。

子ども向けかけっこ教室、ランニング教室(準備中)などのグループレッスンでも取り入れています。

 

運動原理は一つなのでどんなスポーツであっても対応できます。

ご相談いただければと思います。

 

興味のある方は私が師事している木寺英史先生のサイトをぜひ御覧ください↓

常歩身体研究所

http://www.namiashi.net

参考資料

※1トップアスリートに伝授した怪我をしない体と心の使い方

 

 

 

 

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