私がかけっこ教室を始める理由わけ
それは娘が幼稚園に入ってからのことです。
娘は4月生まれ、早く生まれたアドバンテージもあり、
周りの子どもたちと比べても
何をやってもいつも頭一つ抜けていました。
いつも一番、いつもすごいすごいと褒められ、
娘は大人たちに褒められ、いい気分で成長してきました。
徒競走も一番
マラソン大会も一番
絵を描いても字を書いても褒められ。
やはり悪い気分はしないし、
いつの間にか、
結果に対し、評価するような
褒め方をしていました。
娘も当然、結果を褒められるわけですから
結果を気にするようになりますよね。
いつも誰かと比較し、一番じゃないと投げ出し、
自分ができない、わからないってことにどうして良いのか、
どう対処すれば良いのか、
本人が混乱していることも少しずつ多くなっていきました。
忍耐力のないまま大人になったら大変だ・・・。
自分のことは棚に上げて親とは褒めるも身勝手、悩むも身勝手です。
そんな娘(妻も)を僕の趣味である、
トレイルランニング(山岳マラソン)に
初めて誘ったのは2年前の
小学校入学前の休みの日でした。
自然の中を駆け巡るあの快感を娘に教えて、
ハマってくれれば、
あわよくば、家族サービスと趣味を公私混同・・・笑。
ネットで子連れでいけそうな低山を探し、
見つけたのが、栃木県の大小山という小さな山。
5km足らずの周回コースで天然のアスレチックが楽しいとの事前情報。
なにやら楽しくなりそうだ。。。
いざ登り始めると!結構斜度がきついわ、険しいわで面食らいました。
強風にあおられギャーギャー言いながら
岩場にしがみついたり、
下を向くと落ちそうな傾斜だったり、
ロープでよじ登ったり降りたりするような鎖場が何箇所もあったり、
洞窟があったり!
平たく走りやすいトレイルも何箇所かありましたので、
ここぞとばかりに一緒に走り、緩やかで安全な下りは走り方を教え、怖々でしたが、走ることができました。
風をきって走るのは本当に最高ですし、下りで勢いがつくと、
野生動物にでもなった気分になります。
うまく走れた娘の顔は高揚し、いつの間にか家族3人、声のトーンが高く
大きな声で笑い合い、話しをしていました。
下山した時の娘の顔は今でも忘れられません。
「怖かった!でも楽しかった!!」
「また来たい!!」
順位や比較ばかりで運動していた娘が純粋に走ること、
自然に触れることを楽しんでいる姿に、
本当に喜びが溢れてきました。
やっぱり自然は最高だ!
トレイルランニングは身体面にもとても素晴らしいのです。
自然の不整地を走るのは怖いし、頭をとても使います。
滑って尻餅もつきます。(それ自体も楽しいけれど)
でもリズムやコツがわかってくると
平地を走ることでは味わえない、たくさんの感覚刺激が入り、
身体だけでなく、心も豊かにするのです。
子どもに走ることの楽しさを。
自然の中でそれを味わうこと。
これは一人でも多くの子どもたちの伝えたいなあと
僕の心に小さな火種がついたのです。
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