熱中症対策の食べ物。
内側からも熱中症対策はすることができます。
①季節のものをいただく
夏の野菜、果物は紫外線に対して強い作物で抗酸化成分が豊富です。
そういった食べ物を皮ごと丸ごといただくことです。
ホールフード(いちぶつ丸ごと)で栄養は完璧と言われています。
その季節に生きる生物は、その季節を無事に越え、子孫を残すために最良の状態です。
また、水分が多い、糖分が多い(果物)、体温を下げる効果なども当然あるわけです。
ミネラル豊富で、抗酸化力が高いものも多いです。
理にかなっています。
レモン、スイカ、ベリー類、ビワなどいいですね〜。
実も皮も葉っぱも栄養の塊、夏の果物のキング、ビワ!
夏のものは皮が厚く、カラフル。これは紫外線から自身を守るためです。
そういった食物は抗酸化力が高いと考えてください。
きゅうり、パプリカ、茄子、オクラ、アスパラ、ミョウガ、にんにくなども♪
夏も本番になるとゴーヤ、トマト。
トマトピューレ2杯程度でも肌の抗酸化力は上がると言われています。
②ミネラル豊富な動物性食品
夏は新陳代謝が活発で、肝臓や筋肉からもたくさん栄養を持って行かれます。
そこで筋肉、骨を強くして、夏バテに効く食べ物が必要です。
それは動物性たんぱく質です。
なんでもよいのですが、特に魚がオススメです。ホールフードの観点からも小魚なのですが、
美味しい魚介類たくさんありますね。
さかなや魚介類図鑑ブログより画像スクショさせていただきました。
うなぎ、レバー、牡蠣、あさりなどはミネラルも豊富。
カルシウム、カリウム、ビタミンDを筆頭とした、ビタミン、ミネラル類が不可欠。
ちなみにビタミンDは皮膚で合成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるので筋肉、骨を作るには必ず、セットで考えるべきですね。
紫外線にあたる方が経口よりも効果があります。
③発酵食品
発酵食品に含まれる、乳酸菌やビフィズス菌は腸内細菌が大好きです。腸内細菌が活発なら、腸の環境は良くなり、栄養の吸収分解、合成など大いに頑張ってくれます。
胃腸の調子が良い=健康
です!
腸内環境の改善は、万病に効果あり。
発酵食品のこと書くといつまでもアップできないので、詳しいリンクつけてみる笑。
そして夏に食べて欲しい食品ナンバー1は
梅干しです!できるだけ、梅としそと塩だけで作られた、本物の梅干し。
マグネシウムやカリウム、リン、ナトリウム、鉄分、カルシウムなどたっぷりです。
汗をかくと、ナトリウムが大量に放出されます。
汗の量が多いと、水だけでは熱中症は防げません。
ナトリウム不足には梅干が最高です。一日一粒は必ず摂っておきましょう。
(梅干しってずっと発酵食品かと思ってたら違いました笑)
④海草・藻類
海藻類、藻類はミネラル源として最高の食材です。
そして何と言っても水溶性食物繊維が豊富!
水溶性食物繊維は腸内細菌がやっぱり大好物。
細菌が食物繊維を分解すると短鎖脂肪酸を作り出します。
短鎖脂肪酸は膜組織の材料です。
人間の体の細胞は全て、膜に覆われています。
粘膜を覆う、粘液も単鎖脂肪酸が必要。
お肌の潤いにも貢献しています。
つまり、夏にはもってこいですね。
水溶性食物繊維はいわゆる、ネバネバした食品だと思ってください。
なので、きのこ類もですね。
味噌汁などに入れてしっかり摂りましょう。
⑤ご飯をしっかり食べる
最後になりましたが、これを基本としてください。
夏は代謝が活発になります。体内の糖質はどんどん消費していきます。
ご飯からしっかり、糖質を摂ってください。
そして、やっぱり腸内細菌は、お米に含まれるオリゴ糖が大好物!!
糖質制限などが流行っていますが、
・カロリー消費の少ない人
・短期間のダイエット目的の人
・食事制限の指示が医師から出ている人
を除き、オススメしません。
なんとなく、のっかている人はやめるべきとはっきり申し上げます。
中途半端な低糖質はかえって血糖値を上げやすくします。
高糖質者は糖が体に入っても体はびっくりしませんので血糖値の上昇は緩やかです。
普段糖質が少ないと体は糖を渇望します。すると入ってきたときに、ウハウハ喜んで血糖値がスコーンと上がります。食後の血糖値がきになる方は、食後30分したらお散歩などの有酸素運動をしてください。
専門的な言葉や、論文、参考資料はめんどくさいので出しませんが、
日本人ならば穀物をありがたくいただくべきです。
パンは腹持ちが悪いので、ご飯が一番です。
ご飯には梅干しや漬物、キムチ、納豆などの発酵食品、味噌汁の組み合わせはなんだかんだ言って一番です。
まとめ
だらだら書きましたが、
結局のところ、
季節の食材を色々いただき、
日本人らしい食事を基本にして、
美味しく食べること!
あと、よく噛んでください〜(これが一番大事かも笑)