ほんとにしつこい暑さでした。
これから対策としていくつか提案させてもらいます。
まずは昨年の記事《小学生向け》持久走を速く走るための5つのポイントこの記事の後にもう一つ記事があります。あわせて参考にしてください。
たくさん走って走力をあげるというよりも、距離に慣れるイメージの方が子どもには良いでしょう。
今回の本題。
実は走らないでも速くなる方法はあります。
良い姿勢が良いランニングフォームを作る
まずはお手本の画像から。
この画像は先日マラソン日本記録を更新した大迫選手です。
胸を張って背筋が伸びていますね。
普段、猫背でばかりいるとなかなかこのように走ることはできません。
良い姿勢を作ると骨盤がしっかり動きます。
フォームも安定します。
猫背はとても走りにくい状態です。
それを証拠に、
子どもたちには体を横にゆさゆさ揺らして走っている子が多いですよね。
まったく揺れないのは力んでいるので良くないのですが、
日常生活で猫背でばかりいると走るときは横揺れがむだに大きくなってしまいます。
この画像に心当たりのある親御さん多いでしょう泣。
普段から姿勢を気をつけているだけで速く走れるための
身体環境が出来上がります。
良い姿勢が体の軸を作り、体幹のバネを作り出します。
実践編
1良い姿勢の目安
2猫背を治すエクササイズ
3猫背を治すタスキ掛け
1良い姿勢の目安
まずはこの悪い姿勢。
背中が丸まり、お腹が出て、アゴが出ています。
次に良い姿勢。
横から見て肩甲骨がまっすぐになるくらいです。
2猫背を治すエクササイズ
「タケノコニョッキーエクササイズ」
1手のひらを合わせて肘もくっつけます。
2できるだけ肘をつながら頭の上までタケノコニョキニョキ〜と手首を揺らしながら、腕をあげてください
3手のひらを前もしくは外側に向けながら、ゆっくり下ろします。
胸をしっかり開いて肩もリラックスさせてください
4最後は脇を締めるところまで下ろします。
5手のひらを合わせてまた1に戻ります。
これを10回繰り返してください。
1日3回くらいやってください。
3猫背を治すタスキ掛け
まずはサラシのような伸縮性のないヒモを用意してください。着物の帯止め?のようなものでも。
伸縮性がないことがポイントです。
長さの目安は身長より少し短いくらいです。
端を口にくわえ、脇の下から回し反対側の肩の上方にもってきます
そのまま脇の下を通します
最初の肩側の上方に回します
最後にきつく結びます。
胸をしっかり張った状態で結ぶといやでも良い姿勢になります
後ろはこんな感じ
猫背は脇が食い込むので痛い。だから良い姿勢を作るための筋肉がいやでも働きます。
伸縮性があるヒモを使うと、肩を前に戻したい作用が強くなり、ますます猫背になります!
ここが重要なポイントです!
5〜10分つけているだけで、かなり良い姿勢の癖がつきます。
おすすめはご飯の時のタスキ掛けです。
背中を丸めた犬食いできないので、作法が身につきますよ。
いかがでしたか?
すぐにできるし、即効性もあります。あとは継続あるのみです!
良い姿勢が良いランニングフォームを作ります。
良い姿勢は心も前向きにします。
ぜひチャレンジしてくださいね!
次回も持久走対策のネタです。お楽しみに〜
松田タカシでした。