サニブラウン選手と桐生選手の共通点は。
ひざ下の脱力。
ここまで前に下肢を放り出せているのは日本選手権の決勝でも一握り。
世界のトップスプリンターはほとんどひざ下脱力できてるんだよね。
元100m日本記録保持者の伊東浩司や現200m日本記録保持者の末續慎吾も
ひざ下の脱力は見事だった。
スローで見ると、つま先が鞭のように振り出され、自然と振り下ろされ、地面を取りにいってない。
他の選手の動きも見比べるとよくわかります。
そして逆再生を見るとサニブラウンの全くブレーキのかかっていない接地感がよく見て取れます!!
接地の摩擦ほとんだないよね。
いやー。すごいの一言。
このひざ下の脱力から生まれる、振り子走法とでも言うのか、
テコの原理が思いっきり働くのでハムストリング負担すごいと思います。
地面を取りに行くのとどっちの方が負担があるんだろう。
このレベルで走ったことないのでわからない笑。
でも、サニブラウンも伊東浩司も振り子走法で、2人ともハムストやってるよね、、、
サニちゃん気をつけてね。
サニブラウン選手に比べると桐生選手は腰の位置が少し低いからか、力感を感じる。
あと少し重心の乗り込みのタイミングが速くなるとスムーズになる気がする。
それには遊脚のスイングスピードが課題。
あとは自分の走りに集中できるといいね!
というわけで今回はひざ下脱力に注目してみました。
松田タカシ